ニキビ薬で肌荒れ?ニキビ薬の硫黄成分の効果とは?
ニキビを早く治したい!そんな時に頼りたいニキビ薬。しかし大人ニキビ薬と思春期ニキビではニキビ薬も違ってくるってご存知でしょうか?ニキビを治すのに、効果があるとされている成分も、年齢や原因が違えば、ニキビを悪化させてしまうことも。 ここでは、20代30代の大人ニキビで悩む人のニキビ薬の成分に関して解説します。
・ニキビ薬を塗ると肌荒れする。
・ニキビ薬で肌カサカサ。
・塗った後に、ニキビが悪化する。
ニキビを治そうと思ってやったことが、ニキビをひどくしてしまった。そんな経験のある人は、インナードライからくるニキビの可能性が大です。
ニキビの原因
そもそもニキビとは、肌表面の皮膚が硬くなり、毛穴が詰まることからはじまります。そして、毛穴の中で皮脂がたまったり(いわゆる白ニキビ)、炎症を起こしたり(いわゆる赤ニキビ)、することでニキビとなっていきます。
大人ニキビと思春期ニキビの違い
思春期ニキビは皮脂が多くなることで、ニキビになりますい状態になっていますが、なかなか治りにくい大人ニキビのは、乾燥などにより、皮膚が硬くなることが一番の原因です。皮膚が硬くなると皮脂が詰まりやすくなり、皮脂の量に関わらず、常時できる大人ニキビとなっていくのです。
ニキビ薬の成分で悪化!?
大人ニキビと思春期ニキビでは、原因がちがってくるので、ニキビ薬も変わっていきます。ニキビ薬として王道の硫黄成分は、思春期ニキビの塗り薬として、よく処方されますが、大人ニキビには逆効果で、肌がカサカサする、肌荒れする、またはニキビがもっと悪化してしまったという場合も。
硫黄成分のニキビへの効果
硫黄成分には、殺菌作用や、皮膚を柔らかくする角質柔軟作用がありますが、同時に皮脂を抑える脱脂作用があるので、10代の思春期ニキビならまだしも、20代、30代の大人ニキビに、硫黄成分のニキビ薬を使うと、肌がカサカサしたり、肌荒れを起こしたり、ニキビを悪化させてしまうことになるのです。
ニキビ薬でニキビの悪化する人とは?
ニキビ薬で、ニキビが逆に悪化してしまうという人は、大人ニキビの場合が多く、大人ニキビは、そもそも皮脂が多いからニキビになるわけではないので、脱脂作用のある硫黄成分のニキビ薬を使うことで、必要な皮脂まで抑えられてしまい、逆に肌が乾燥し、角質が硬くなり、さらに毛穴が詰まりやすくなることで、ニキビに発達してしまうのです。
また10代でも、硫黄成分入りのニキビ薬で悪化してしまうという場合は、大人ニキビと同じように、皮脂量は多くないが毛穴詰まりが起こしやすいタイプ。
ニキビ薬にはさまざまなタイプが市販されていますが、中には肌を乾燥させる作用が強いものも多くあるので、選ぶときに注意が必要です。
大人ニキビでニキビ薬を選ぶポイント
ニキビ薬で悪化したり、カサカサと肌荒れをしてしまう場合は、肌の角質を柔らかくし、皮脂抑制成分の控えめなニキビ薬を選ぶようにしましょう。「大人ニキビ用」「敏感肌用」とかかさらものは、皮脂抑制成分が入っていない、または控えめになっているので、選ぶときの参考にしましょう。
大人ニキビを治すには?
大人ニキビには、突発的なニキビ薬より、日々のケアが重要です。肌の角質が柔らかく、毛穴がつまりにく状態をキープすることが、一見遠回りに見えますが、ニキビを治す一番の近道。
大人ニキビは、肌乾燥や、インナードライからくることが原因。つまり肌の細胞を作る機能、ターンオーバーの乱れからきているので、まずはそこを見直し、肌が潤いに満たされ、肌本来の機能が働く状態を目指すようにしましょう。
大人ニキビを治すために、ニキビ薬を探すより、浸透性のよいニキビ用化粧水や、肌の乾燥を防ぐ、高濃度で有効成分が配合された美容液を日々のケアに取り入れるほうが、効率としてもずっといいのです。
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日々ケアしているのに、大人ニキビのひどい状態が続いているというのであれば、まずはケア用品の見直しをしてみましょう。