唇ケアの基礎知識。シミ・クスミに唇・化粧水はいいの?
2018/11/18
消したい。。。唇のシミ。
唇のシミやくすみを取りたい!ということで、シミやクスミを消す化粧水はどうなのか?について、ここで取り上げていきたいと思います。
Q、唇の気になるシミや、クスミ、化粧水をぬってもいいの?
A、答えは、塗ってもいいが保湿は別で必要です。
そもそも、唇は粘膜と皮膚の境界線で、肌のように皮脂分泌線自体がありません。唇が荒れているとき、皮をむしるのは厳禁ですし、舌でなめるなどの癖も余計に乾燥します。
唾液はもちろん、化粧水に含まれる多くの水分は、皮膚に浸透することなく、ほとんどが蒸発し、その蒸発の時に、皮膚中の水分も一緒に体外に逃げてしまうため、化粧水で水分を補ったとしても、化粧水だけでは、乾燥を悪化させてしまうというのが現状です。
それでもシミを消したい時は?
唇に化粧水をつけても効果がある?と聞いた人の多くは、唇のシミや、くすみを消したい!取り除きたい!といった悩みを持った方だろうと思います。化粧水はおすすめしませんが、シミ・くすみを消すという観点では、美容液は効果があるそうです。
美容液は、ほとんど水を含まない高純度のものがあり、水分を含まず、シミやくすみに効果的な美容液であれば、唇が水分蒸発で乾燥がひどくなることもなく、有効成分だけを浸透させることができます。
しかし、ここで注意もあります。先ほどいったように唇には、皮脂腺自体がほとんどない場所ですので、乾燥がきになる場合は、美容液でケアした後でも、しっかりとリップなどで水分が逃げるのを抑えるようにしましょう。
唇のシミの種類と原因
シミには実は多くの種類があり、自宅でケアできるものとできないものがあります。ここでは、ここでは唇にできる可能性のあるシミ を取り上げていきます。
老人性色素班
一番シミの中で多いといわれている「老人性色素班」について着目。老人性色素班は、別名、日光性黒子(にっこうせいこくし)とよばれ、紫外線の影響でできてしまいます。数mm~数十mmででき始めは薄い茶色をしているが、次第に濃くはっきりとしってくるのが特徴です。老人性色素班は、日焼けによるシミですので、UVカット機能のついたリップを使うことで予防できます。
炎症性色素沈着
そのほか、唇のシミの原因としては、「炎症性色素沈着」炎症性色素沈着は、ニキビや傷跡、などが茶色くシミになってのこったものと同じ。毛抜きで毛をぬいた後、毛穴のまわりが炎症を起こしてシミになったり、虫さされの後がシミのようになって、消えないことがありますが、これも同じ。唇が乾燥し、そこに刺激ある口紅やグロスを重ねることで、炎症が増しシミやくすみにつながるというのは、炎症系色素沈着をさせている恐れがあります。唇が荒れているときは、口紅など刺激になるものを使うのをや、乾燥しないようにこまめに保湿しましょう。
シミ・くすみに有効な成分とは?
老人性色素班や、炎症性色素沈着は美白化粧品で改善の効果が見込めるシミ。シミを消すというのは、とても大変なことなので、シミは予防するのが一番いいのですが、出来てしまったシミをこれ以上濃くしない、少しづつでも薄くしていき消すことも可能です。美白成分で有効な成分は、ビタミンC誘導体や、アルブチン、コウジ酸、エラグ酸、リノール酸、カモフラET、トラネキサム酸、プラセンタエキスや油溶性甘草エキスなど、数多くのものがでまわっていますが、おすすめは、浸透性ビタミンC誘導体や、カモミラET、保湿といういみでは、セラミド配合のものがおすすめです。
美容系皮膚科でもよく使われるビタミンC誘導体や、カモミラETには抗炎症効果があるので、かぶれにくいことと抗炎症作用があること、アンチエイジング効果も同時に期待できるからです。
唇のシミで、ビタミンC誘導を取り入れるなら、APPS(アプレシエ)というビタミンC誘導体の中でも粒子の小さくした浸透型ビタミンC誘導体がおすすめです。一般的なビタミンC誘導体は、皮脂量を抑える効果があるので、もともと皮脂腺が少ない唇には不向きです。しかし唇のシミ改善に使うなら、少し効果ですが浸透性ビタミンC誘導体のAPPSを選ぶようにしましょう。APPSは粒子が小さく、浸透性もよく、刺激も少ないことから、新型浸透性ビタミンC誘導体と呼ばれています。
浸透型ビタミンC誘導体はシミやくすみ、シワといった肌トラブルに万能に効く成分なので、美容液としてもっておくのにとてもおすすめです。おすすめはアマランスのAPP-Cフラセラム。
人の皮膚というのは、しっかり保湿で満たされていると、自然治癒能力が高まり、紫外線や外部の刺激からも強くなるという性質があります。唇というのは、とても皮膚が薄い場所ですが、しっかり保湿することで、できてしまったシミや、紫外線、口紅などの刺激にも強くすることが可能なので、まずはしっかり保湿する。乾燥させない努力からはじめましょう。
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唇のシミ・くすみ予防には、まず保湿し、次にUVカットリップを使って紫外線予防し、シミやくすみのできにくい唇をつくりましょう。