カサカサ・ベタベタ混合肌の人の化粧品選びの方法とは？

2017/07/24

カサカサ・ベたべた。ニキビと乾燥の混合肌の人の化粧品選びの方法とは？

Tゾーンはべたべた、Uゾーンはカサカサ。そんな人の化粧品選びのコツについて！

Tゾーンはベタベタ、Uゾーンはカサカサの厄介な混合肌。

油分をたせば、Tゾーンにニキビ、何もつけないと、顎や頬がカサカサになる場合、どんな化粧品を選べばよいのでしょう？

乾燥肌の人をドライ肌、顔全体が皮脂が多い人をオイリー肌、部位によってドライ、オイリーと両方持ち合わせている人を、オイリードライ肌といいます。つまりこれが混合肌のことですね。

混合肌って、ほんと大変で、油分が多いとニキビになったり、逆に乾燥しぎみになると頬や顎が粉を吹くといったトラブルを抱えていいる人も少なくありません。

この厄介なオイリードライ肌、実はほとんどの人が混合肌と言われています。

おでこから鼻筋にかけて部位をTゾーンといい、顎回りのフェイスラインをUゾーンといいます。Tゾーンは皮脂分泌量が多い場所で、ニキビやテカりが気になる場所。Uゾーンは皮脂は薄いのに、皮脂線がもともと少ない場所なので、もともと乾燥しやすい部位。

顔は、全身のからすると、小さなパーツですが、じつは細かく機能や肌質、毛穴の大きさなどさまざまなので、どうしてもオイリーな部分と、ドライの部分が混在してしまうのです。

混合肌のお手入れで迷ったら、まずはUゾーンに合わせるようにしましょう！Uゾーンは乾燥しやすく敏感になりやすい場所であり、乾燥しやすい場所ほど、慎重にケアするべきなのです！

一方Tゾーンは、皮脂腺も多く、皮膚が丈夫なので、どうしてもテカリが気になるのであれば、洗顔後は何もつけずでもOK。Tゾーンは乳液をつけると、ニキビの元になる恐れもあるので、油分に関しては控えめに。

ちなみに「おでこ」の皮膚は医学的に頭皮の一部。つまり頭皮と同じように、洗いっぱなしでもよいといわれています。

もしもTゾーンのニキビに悩まされているなら、それは乾燥かもしれません。

Tゾーンは皮脂線が多く、テカりやすく、化粧崩れやニキビで悩みを抱えている人も多いと思います。

しかしニキビというのは乾燥により、皮脂腺が活発化しニキビになっていることも。乳液をつけるとすぐにニキビになってしまうからといって、保湿を最小限にする人もいますが、化粧水だけでは肌はどうしても乾燥しやすく、ニキビの予防にはつながりません。

10代のニキビであれば、皮脂分泌の活発な時期なので、オイリー肌によるニキビができやすいといわれていますが、20代半ば以降でニキビに悩まされているのであれば、肌根本の乾燥を見直すのがおすすめです。

保湿といえば、油！と乳液をたっぷり塗る人がいますが、肌中の
油分が減少するのは、40代半ばからといわれています。それ以前の20代、30代であれば、肌中の油分は十分に足りていることがほとんどなので、そこで乳液をプラスするとニキビのできやすい状態を作ってしまうということも。

20代、30代のニキビに悩んでいるのであれば、肌本来の機能低下が考えられます。皮脂が活発になる10代にくらべ、20代、30代は本来、おちついてくるもの。しかし間違った洗顔やクレンジングなどで肌が傷ついたり、余分な皮脂や角質をとることで、乾燥し、皮脂が活発化している可能性があります。

乾燥＝乳液と考える人もいますが、肌中の油分が低下しはじめるのは40代後半。

20代、30代の保湿として取り入れるべき成分は、油分ではなく、肌質そのものに効果のある水分を逃がさない肌を作る成分が必要になってくるのです。

油分の少ない肌の必要な成分を凝縮したアイテムは、「美容液」として各メーカーが販売しています。

混合肌で、乾燥とニキビで悩んでいるのであれば、まず乳液をやめ、美容液を取り入れるようにしましょう。